読み方は「ごくじょう はじまり かるかん」。極上元かるかんは、鹿児島県霧島市の徳重製菓とらやが手がける、かるかんです。賞味期限は11日間。
極上元かるかんとは?
極上元かるかんは、1884年(明治17年)に創業した徳重製菓とらやが製造販売する、かるかんです。
かるかんは鹿児島県の郷土菓子で、主に自然薯(山芋)・米粉・砂糖を使用して作る蒸し菓子です。
極上元かるかんの特徴は、自然薯(山芋)をふんだんに使用している点です。
日本原産の自然薯は、中国原産の長芋と比べて粘り気があるのが特徴です。そんな自然薯をたっぷり極上元かるかんに使用しているため、口に含んだときに粘り気を感じます。
かるかんの話題からそれますが…
とらやの公式サイトによると、とらやの初代当主・徳重八太郎は、歴史上の人物として有名な西郷隆盛と親交があったのだとか。なんと、とらやのお菓子のなかには、西郷隆盛によって命名されたお菓子もあります。(角まんじゅう)
極上元かるかんの原材料・カロリー・賞味期限は?
原材料 | 砂糖(国内製造)、山芋、米粉、マルトオリゴ糖、(一部に山芋を含む) |
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カロリー | 1個当たり100kcal |
賞味期限 | 11日間 |
極上元かるかんの味は?食べた感想
もっちり感が強く、食感と山芋の風味がくせになるかるかんです。
かるかんといえば“純白”の和菓子と称されることがありますが、とらやのかるかんは全体的にクリーム色をしています。画像では分かりにくいですが、実物を見ると、かるかんを食べたことがあれば「あれ、以前食べたかるかんと比べたら色がなんか違う…」と感じるかもしれません。
極上元かるかんには、ところどころに刻んだ山芋ような、あるいは刻んだ皮のようものが散りばめられています。
手にすると、とてもしっとりした触感。ひと口食べると、山芋と米粉の風味でいっぱいになります。上品な甘さで、噛むごとに感じる山芋の風味がなんとも心地よいです。
弾力があり、とてももっちりしていてやわらかい。いや、もっちりよりむっちりと表現したほうがぴったりでしょうか。とにかく、絶妙なもちっとした食感がくせになるかるかんです。
極上元かるかんは、第46回全国推奨観光特産士品審査会において推奨された和菓子です。ちなみに、まったくどうでもよい個人的なことですが、実は私、日本観光文化協会が認定する「観光特産士マイスター」の資格を持っております。だからどうということもありませんが…
話がそれましたが、とらやの極上元かるかんは「極上」という名前に負けていない、大変味わい深いかるかんで満足です!
極上元かるかんのおすすめ利用シーンは?
鹿児島土産、もっちり食感が好きな人への贈り物に最適です。
かるかんは鹿児島の郷土菓子なので、やはり鹿児島を旅行するならお土産に買っておきたいひと品です。高級感があり、さらに味に間違いがないかるかんを選びたいのであれば、極上元かるかんはおすすめできます。山芋の風味もしっかり味わえますよ!
極上元かるかんの入り数・サイズ・価格帯は?
入り数 | 5個入、10個入 |
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サイズ | 縦7.5cm×横17.2cm(5個入) |
価格帯 | 1,000円台、2,000円台 |
極上元かるかんを購入できる場所は?
徳重製菓とらやの各店舗や鹿児島中央駅で販売されています。
徳重製菓とらやの店舗情報
店名 | 徳重製菓とらや |
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製造者住所 | 鹿児島県霧島市国分野口西456-1 |
電話 | 0995-46-1117 |
公式サイト | https://www.kokubutoraya.com/ |
オンラインショップ | https://www.kiriyasakuraya.com/ |
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