越乃雪(こしのゆき)は日本三大銘菓の一つに数えられている干菓子です。新潟県長岡市に本店を構える越乃雪本舗大和屋が販売しています。賞味期限は製造日より20日。
越乃雪とは?
創業1778年(安永7年)の老舗・越乃雪本舗大和屋が手がける干菓子です。
越乃雪は、新潟県産のもち米で作る粉と和三盆糖を使用した干菓子で、日本三大銘菓の一つです。越乃雪の原材料である和三盆糖は「生」と呼ばれるものが使用されているため、和三盆糖の風味がしっかりしているのが特徴。口のなかでサーっと溶けていく味わいは絶品です。
越乃雪には200年以上の歴史があります。
1778年、当時の長岡藩主が病に伏した際に、藩主に寒晒粉を使用した菓子を献上したところ大変好評を得、「越乃雪」と名付けられました。
その後、1809年には藩の贈り物用の菓子として用いられるようになります。高杉晋作、岩倉具視、大隈重信をはじめ、数々の著名人にも愛されてきた和菓子なのです。
箱を開けると、雪のように真っ白な越乃雪がぎっしりと並んでいます。ひとかけ2cm×2cmほどの小ぶりサイズ。
越乃雪の原材料・カロリー・賞味期限は?
原材料 | 和三盆糖(徳島県製造)、餅米(新潟県産)、氷砂糖 |
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カロリー | 100g当たり384kcal |
賞味期限 | 20日 |
越乃雪の味は?食べた感想
和三盆糖特有のやさしい甘味が口の中に広がります。
口の中に入れると、サーっと音を立てて溶けていきます。儚いながらも、消えてゆくときに広がる甘味がなんとも心地よい、素材の味を堪能できる干菓子です。ざらっとした細かいもち米の粉が残るため、コーヒーや紅茶に入れるのには不向きといわれていますが、どのような味わいになるのか一度試してみるのもおすすめ。(私的には、ありです)
越乃雪はもろく崩れやすいのが特徴です。あまりに繊細なため、箱から取り出す時は要注意です。かくいう私も、撮影のために越乃雪を手にしましたら、力加減を間違えてうっかり1つ崩していまいました。
初めて手にする方は「えっ、角砂糖じゃないの?お菓子として食べられるの?」と思うかもしれませんが、十分お茶請けとして利用できます。日本三大銘菓ですから、和菓子好きなら一度は味わっておきたいところ。和菓子の奥深さを感じることができる銘品ですよ。
越乃雪のおすすめ利用シーンは?
新潟土産や贈答用としての利用がおすすめです。
気軽に食べるおやつというより、ここぞというときの贈り物やお茶の席に出すお茶請けとして利用するのに向いています。
越乃雪の入り数・サイズ・価格帯は?
入り数 | 16個入、24個入、32個入、48個入 |
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サイズ | 16個入:縦11cm×横10.5cm |
価格帯 | 1,000円台、2,000円台、3,000円台 |
越乃雪を購入できる場所は?
越乃雪本舗大和屋の店舗や有名百貨店などで販売されています。
越乃雪本舗大和屋の店舗情報
店名 | 越乃雪本舗大和屋 |
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製造者住所 | 新潟県長岡市柳原町3-3 |
電話 | 0258-35-3533 |
公式サイト | https://www.koshinoyuki-yamatoya.co.jp/ |
オンラインショップ | https://koshinoyuki.official.ec/ https://jonamagashi.base.ec/ |
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