土左日記

土左日記は、歌人紀貫之の「土左日記」に由来するお菓子です。賞味期限は50日間。

土左日記のパッケージと皿に乗せた土左日記のお菓子
目次

土左日記とは?

土左日記とは、高知市の菓子店「青柳(あおやぎ)」が手がけるお菓子。1954年(昭和29年)から販売されています。

土左日記のパッケージ

青柳の土左日記は、こし餡を入れた求肥に寒梅粉(かんばいこ)がまぶされたお菓子です。

菓子名から思い浮かぶのは、歌人・紀貫之の「土左日記」。そう、青柳の土左日記は、平安時代の有名な歌人・紀貫之が土左(高知県)を紹介した日記に由来しているんです。土左日記は高知県のことを全国に紹介した初めての文献として知られています。

土左日記の冒頭「男もすなる日記といふものを女もしてみむとてするなり」は有名ですので、国語の授業で覚えたという人もいるのではないでしょうか。(私の妻はよく覚えていて、お菓子を食べている間中、念仏のように唱えていました笑)

*寒梅粉とは 〜 もち米を蒸した後、せんべい状に焼いて乾燥させ粉にしたもの

土左日記の原材料・カロリー・賞味期限は?

原材料砂糖(国内製造)、生餡、水飴、餅粉、白練餡(白生餡、グラニュー糖、水飴)、寒梅粉、食塩/トレハロース、乳化剤、(一部に乳成分を含む)
カロリー100g当たり280kcal
賞味期限50日間

土左日記の味は?食べた感想

求肥とこし餡の甘味のバランスがよく、あっさりした後味です。

皿に乗せた土左日記のお菓子

手のひらに乗るひと口サイズで、求肥一面に寒梅粉が散りばめられています。表面はざらっとしているがやわらかい手触りです。

土左日記のお菓子の餡子

生地はやわらかくもちもち食感。アーモンドを細かく砕いたような寒梅粉は、カリッとしていてアクセントになっています。小ぶりでひと口で食べられるサイズなので、ちょっとしたおやつにちょうどよいです。

土左日記のおすすめ利用シーンは?

高知県のお土産にぴったりです。パッケージ全体が書籍のカバーデザインのようになっているのでお土産感があります。

外箱を開封した土左日記のお菓子

パッケージを開封すると土左日記の一節が書かれていて、歴史好きやパッケージマニアにはたまらないと思います。土左日記がどういうものか知る機会にもなるので、高知土産にとてもよいですね!

土左日記の入り数・サイズ・価格帯は?

入り数6個入、8個入、10個入、15個入、20個入、30個入
サイズ縦17cm×横11cm(6個入)
価格帯1,000円台、2,000円台、3,000円台

土左日記を購入できる場所は?

青柳の各店舗で販売されています。

公式サイトで販売箇所を見る

青柳の店舗情報

店名株式会社 青柳
住所高知市大津乙1741
電話088-866-2389
公式サイトhttps://www.tosa-aoyagi.com/
オンラインショップhttps://www.tosa-aoyagi.com/
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この記事を書いた人

「和菓子の魅力」の運営者で、お土産ブロガー/観光特産士マイスター。
兵庫県在住、出身はカステラ県です。子供のころから大の甘党で、好きな和菓子はおはぎと饅頭。これまで仕事やプライベートで600以上のお土産菓子を食べてきました。楽しく和菓子の魅力を発信中。

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