雪餅

「雪餅」は赤福が販売する12月の朔日餅(ついたちもち)で、もろこし粉を使用した生地にもち粉がまぶされた餅菓子です。賞味期限は当日中。

火の用心の札と朔日餅12月「雪餅」
目次

朔日餅12月「雪餅」とは?

雪餅は伊勢名物・赤福餅を手がける赤福が、毎年12月1日のみに販売する朔日餅です。

朔日餅12月「雪餅」のパッケージ

12月の朔日餅「雪餅」は、大地に積もる雪景色を表現した餅菓子。

12月7日〜21日ごろは二十四節気でいうところの「大雪(たいせつ)」にあたります。「大雪」という漢字から連想できるとおり、たくさん雪が降る時期という意味があります。

そんな大雪にちなんで作られた赤福の「雪餅」は、もろこし粉入りの生地に、おなじみの赤福あんが入った餅菓子です。

朔日餅12月「雪餅」の包装紙

↑12月の朔日餅の包装紙は「火の用心」

火の用心の札と朔日餅12月「雪餅」

↑12月の朔日餅の付録は「火の用心」の札。「火氣の元 火止まる」と書かれた横に、とある人物が描かれています。「火氣の元(柿本) 火止まる(人麻呂)」→ もしかして柿本人麻呂のことかなと思いました。さりげなく洒落を入れてあり、なかなかユニーク!

朔日餅12月「雪餅」の原材料・カロリー・賞味期限は?

原材料砂糖(国内製造)、小豆、もち米粉、もろこし粉、もち米粉加工品(もち米粉、馬鈴薯澱粉、とうもろこし澱粉)、米油
カロリー1個当たり134kcal
賞味期限当日中

朔日餅12月「雪餅」の味は?食べた感想

もろこし粉入りの餅生地が香ばしく、赤福あんとの相性バッチリです!

箱の中に9つ並んだ朔日餅12月「雪餅」

雪餅の箱を開封すると、真っ白な餅が姿をあらわします。

砂糖のように見えますが、じつはこれ「もち粉」。もろこし粉入りのお餅で表現した大地に、雪がうっすら積もっているという設定なのです。(赤福の菓子の栞より)

砂糖ではなくもち粉を散らしているので、より雪っぽく見えるように感じますね。まぁ、単に砂糖だと甘すぎる餅菓子になってしまうというのがあるのでしょうけど…

皿に2つ乗せた朔日餅12月「雪餅」

シンプルながらもきれいな見た目で冬らしいお餅。

もろこし粉が使われている生地は香ばしさがあり、またしっかりと弾力を感じる噛みごたえもあります。餅生地に入っている赤福あんは安定の美味しさですが、どちらかといえば餅生地のほうが存在感がありますね。

餅生地がしっかりしているので一つで十分食べ応えがあるのですが、ついもう一つと食べる手がとまりません。冬の時期にぴったりな、季節感のあるお餅で見た目も味も大満足です!

版画家の徳力富吉郎先生作の「火の用心」と書かれた千代紙付きなのも粋です。付録の札を冷蔵庫に貼って12月は特に火の始末に気をつけたいと思います。

2つに割いて皿に乗せた朔日餅12月「雪餅」

朔日餅12月「雪餅」のおすすめ利用シーンは?

自宅用のおやつや手土産におすすめです。

朔日餅12月「雪餅」の化粧箱

賞味期限が当日中なので遠方へのお土産には不向きです。すぐに食べられる人への手土産に向いています。

朔日餅12月「雪餅」の入り数・サイズ・価格帯は?

入り数小箱(6個入)、大箱(10個入)、化粧箱(9個入)
サイズ化粧箱9個入:縦15cm×横15cm
価格帯1,000円以下、1,000円台

朔日餅12月「雪餅」を購入できる場所は?

赤福の各店舗や東海・関西の一部の百貨店などで販売されています。赤福本店で購入する場合は予約不要、百貨店などで購入する場合は事前に予約が必要です。

赤福の店舗情報

店名赤福
製造者住所三重県伊勢市宇治中之切町26
電話0120-081-381
公式サイトhttps://www.akafuku.co.jp/
オンラインショップhttps://shop.akafuku.co.jp/
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この記事を書いた人

「和菓子の魅力」の運営者で、お土産ブロガー/観光特産士マイスター。
兵庫県在住、出身はカステラ県です。子供のころから大の甘党で、好きな和菓子はおはぎと饅頭。これまで仕事やプライベートで600以上のお土産菓子を食べてきました。楽しく和菓子の魅力を発信中。

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