月よみ山路

月よみ山路は栗蒸し羊羹。石川県小松市に本店を構える松葉屋が販売しています。賞味期限は製造日から10日間。

皿にのせた月よみ山路とパッケージ
目次

月よみ山路とは?

月よみ山路は、創業1852年(嘉永5年)の松葉屋が手がける栗蒸し羊羹です。

月よみ山路のパッケージ

月よみ山路は、大粒の栗が入った栗蒸し羊羹で石川県小松市の名物として知られています。月よみ山路には、あんのつなぎに葛が使用されているため、独特の食感が特徴的です。職人さんによる手作りで作られており、ひと棹ひと棹、羊羹の形が違います。

月よみ山路の名前の由来は、江戸時代の僧侶また歌人であった良寛の歌です。「月よみの 光をまちて 帰りませ 山路は 栗の いがの多きに」という歌から菓子名が付けられました。公式サイトには、月よみ山路や松葉屋の歴史の詳細が掲載されていないため、どのような経緯で蒸し羊羹を作るに至ったかまでは不明です。

竹皮にのせた月よみ山路

竹皮に包まれているので、開封するとほのかに竹の香りがします。

月よみ山路の原材料・カロリー・賞味期限は?

原材料栗蜜漬(徳島県製造)、生餡、白双糖、本葛粉/着色料(クチナシ)、酸化防止剤(ビタミンC)
カロリー100g当り230kcal
賞味期限製造日から10日間

月よみ山路の味は?食べた感想

ほどよい甘さで、あんと大粒の栗の相性抜群の蒸し羊羹です。

割いて竹皮にのせた月よみ山路

「美味しい栗蒸し羊羹は?」と聞かれて、私がいつもおすすめするのが「月よみ山路」です。

竹皮にぎゅっと包まれていて、他の蒸し羊羹と比べて水分がやや少ない印象を受けます。もちっとした羊羹には、つなぎとして葛が使われるているためか独特の歯ごたえ!月よみ山路には、ひと棹全体にゴロッとした大きな栗がたっぷり入っているので、どこを切っても断面からは食欲をそそる栗が顔を見せます。ほっくりした栗の旨み堪能でき、栗好きにはたまりませんね。

全体的に甘ったるくなく、あんや栗の素材のおいしさがダイレクトに味わえます。「これなら1人で1本食べられる!」と感じるぐらい、重たさを感じず食べ進められる蒸し羊羹です!

月よみ山路に入っている断面の栗

月よみ山路のおすすめ利用シーンは?

石川県小松市のお土産におすすめです。

パッケージを斜めに向けた月よみ山路

上記画像の1棹入以外に、2〜10棹入りがあるので、贈答用に利用できます。自分用・家族用のおやつにもおすすめなのですが、家族皆が和菓子好きだとあっという間になくなること必至なので、2本ぐらい買っておいてもよいかと。

月よみ山路の入り数・サイズ・価格帯は?

入り数1棹入、2棹入、3棹入、4棹入、5棹入、6棹入、7棹入、8棹入、10棹入
サイズ1棹入:縦19cm×横5.5cm
価格帯1,000円以下、2,000円台、3,000円台、4,000円台、5,000円台、6,000円台、8,000円台

月よみ山路はどこで買える?

松葉屋の店舗や全国の有名百貨店などで販売されています。

公式サイトで販売箇所を見る

松葉屋の店舗情報

店名松葉屋
製造者住所石川県小松市大文字町69
電話0761-22-0120
公式サイトhttp://www.matsubaya.jp/
オンラインショップなし(*電話またはFAXにて通信販売可)

羊羹の歴史や特徴について詳しく知る

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この記事を書いた人

「和菓子の魅力」の運営者で、お土産ブロガー/観光特産士マイスター。
兵庫県在住、出身はカステラ県です。子供のころから大の甘党で、好きな和菓子はおはぎと饅頭。これまで仕事やプライベートで600以上のお土産菓子を食べてきました。楽しく和菓子の魅力を発信中。

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