八朔粟餅

「八朔粟餅」は赤福が販売する8月の朔日餅(ついたちもち)で、粟のもち生地を使った黒糖あんを乗せた餅菓子です。賞味期限は当日中。

開封した朔日餅8月「八朔粟餅」の化粧箱
目次

朔日餅8月「八朔粟餅」とは?

八朔粟餅は伊勢名物・赤福餅を手がける赤福が、毎年8月1日のみに販売する朔日餅です。

朔日餅8月「八朔粟餅」の化粧箱

8月の朔日餅「八朔粟餅」は粟を使用したお餅に黒糖あんを乗せたひと品。

「八朔」は八朔朔日のことで、かつては、その年に収穫されたお米を収めて祝うおめでたい日でした。そんな八朔にちなんで作られたのが八朔朔日です。竹皮のパッケージが趣がありますね。

八朔粟餅の化粧箱のみ使用されている包装紙。麦わらをイメージした包装紙で、明治から平成にかけて活動した版画家・徳力富吉郎氏によって描かれました。

朔日餅8月「八朔粟餅」の包装紙

「八朔粟餅」の原材料・カロリー・賞味期限は?

原材料砂糖(国内製造)、小豆、加工黒糖、もち米、もち粟
カロリー1個当たり94kcal
賞味期限当日中

「八朔粟餅」の味は?食べた感想

黒糖好きにはたまらない、コクのある甘味です。

開封した朔日餅8月「八朔粟餅」

見た目は赤福餅ですが、食べてみると赤福餅との違いをすぐに感じます。黒糖独特の深い味わいとわずかに感じる粟のぷちぷちした食感。赤福餅の変化系といったところでしょうか。

黒糖あんの赤福餅は珍しい!と思うかもしれませんが、実は赤福餅は販売当初は黒糖あんだったのです。

黒糖あんの赤福餅を販売していたところに明治天皇の皇后陛下に献上する機会があり、その際に「黒砂糖では皇后陛下のお口に合わないのではないだろうか…」ということで白砂糖のあんに変更されました。それ以降、黒糖あんから白砂糖あんに変わり、現在販売されている赤福あんになったのだそうです。

黒糖は好みが別れるところではありますが、私としては口にも体にも黒糖あんがよいですね。

朔日餅8月「八朔粟餅」

「八朔粟餅」のおすすめ利用シーンは?

自宅用のおやつや手土産におすすめです。

朔日餅8月「八朔粟餅」のパッケージ、楊枝、菓子の栞

賞味期限が当日中なので遠方へのお土産には不向きです。すぐに食べられる人への手土産に向いています。

「八朔粟餅」の入り数・サイズ・価格帯は?

入り数小箱(8個入)、大箱(12個入)、化粧箱(9個入)
サイズ
価格帯1,000円以下、1,000円台

「八朔粟餅」を購入できる場所は?

赤福の各店舗や東海・関西の一部の百貨店などで販売されています。赤福本店で購入する場合は予約不要、百貨店などで購入する場合は事前に予約が必要です。

赤福の店舗情報

店名赤福
製造者住所三重県伊勢市宇治中之切町26
電話0120-081-381
公式サイトhttps://www.akafuku.co.jp/
オンラインショップhttps://shop.akafuku.co.jp/
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この記事を書いた人

「和菓子の魅力」の運営者で、お土産ブロガー/観光特産士マイスター。
兵庫県在住、出身はカステラ県です。子供のころから大の甘党で、好きな和菓子はおはぎと饅頭。これまで仕事やプライベートで600以上のお土産菓子を食べてきました。楽しく和菓子の魅力を発信中。

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