ゑびす餅

「ゑびす餅」は赤福が販売する11月の朔日餅(ついたちもち)で、黒糖味と柚子味の2種類が入った餅菓子です。賞味期限は当日中。

皿にのせた朔日餅11月「ゑびす餅」とパッケージ
目次

朔日餅11月「ゑびす餅」とは?

ゑびす餅は伊勢名物・赤福餅を手がける赤福が、毎年11月1日のみに販売する朔日餅です。

朔日餅11月「ゑびす餅」の化粧箱

11月の朔日餅「ゑびす餅」は、商売の神様「ゑびす様」にちなんだ餅菓子。

旧暦の10月、いまの暦でいうと10月下旬〜11月上旬には、商売繁盛を願ってゑびす様を祀る行事「えびす講」があります。例えば、群馬県桐生市・桐生西宮神社や長野県長野市・西宮神社の行事がよく知られています。

そんな風習にちなんで作られた赤福の「ゑびす餅」は、黒糖と柚子を味わえる餅菓子です。

朔日餅11月「ゑびす餅」の包装紙・千代紙

↑豊作をイメージできる伊勢千代紙の包装紙。

開封した朔日餅11月「ゑびす餅」

↑ゑびす様が描かれた絵葉書と稲穂が付録として入っています。熊手でかき集めた福をすくい取るとされる縁起物である竹で編まれた「福ざる」に入っているのも粋です。

朔日餅11月「ゑびす餅」の原材料・カロリー・賞味期限は?

原材料【黒糖】砂糖(国内製造)、米粉、小豆、加工黒糖、米油、きな粉(大豆を含む)、食塩 / トレハロース
【柚子】砂糖(国内製造)、米粉、小豆、米油、柚子、食塩 / トレハロース、クチナシ色素
カロリー黒糖1個当たり126kcal、柚子1個当たり123kcal
賞味期限当日中

朔日餅11月「ゑびす餅」の味は?食べた感想

やわらか〜いお餅とあんがマッチしていて、ぺろっとひとつ食べられます!

皿にのせた朔日餅11月「ゑびす餅」
左:柚子味 右:黒糖味

黒糖は打ち出の小槌、柚子は小判に見立てた焼印が押してあります。赤福の朔日餅で2種類入っているのは11月だけなので、レアな朔日餅です!(どの月もレアなんですが、11月は特に!)

黒糖のほうは、餅とあんに黒糖が使われています。とはいえ、甘すぎることはなく黒糖の風味とあんこの味が絶妙にマッチしています。餅とあん両方に黒糖が入っているだけあって、黒糖特有のコクのある甘味を口の中だけじゃなく体全身で感じます。(って、ちょっと言い過ぎか)

黒糖をコックリした味と表現するならば、柚子はさっぱりした味というのがピッタリかと思います。柚子のほうは、餅生地に柚子が使われていますが、あんは通常の赤福餅のあんです。柑橘系のさわやかな香りと赤福あんの相性がよく、後味のよい食べ心地です。

黒糖と柚子、甲乙つけがたくどちらも味わい深いお餅で満足です!

割いて皿にのせた朔日餅11月「ゑびす餅」

朔日餅11月「ゑびす餅」のおすすめ利用シーンは?

自宅用のおやつや手土産におすすめです。

朔日餅11月「ゑびす餅」の化粧箱

賞味期限が当日中なので遠方へのお土産には不向きです。すぐに食べられる人への手土産に向いています。化粧箱タイプは、中身が入った箱を竹で編んだざるにのせ、さらに箱に詰めてありますので安心して持ち運べます。(かたむけたら寄り弁になるので注意)

朔日餅11月「ゑびす餅」の入り数・サイズ・価格帯は?

入り数小箱(6個入)、大箱(10個入)、化粧箱(9個入)
サイズ化粧箱9個入:縦24.5cm×横23.5cm
価格帯1,000円以下、1,000円台

朔日餅11月「ゑびす餅」を購入できる場所は?

赤福の各店舗や東海・関西の一部の百貨店などで販売されています。赤福本店で購入する場合は予約不要、百貨店などで購入する場合は事前に予約が必要です。

赤福の店舗情報

店名赤福
製造者住所三重県伊勢市宇治中之切町26
電話0120-081-381
公式サイトhttps://www.akafuku.co.jp/
オンラインショップhttps://shop.akafuku.co.jp/
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この記事を書いた人

「和菓子の魅力」の運営者で、お土産ブロガー/観光特産士マイスター。
兵庫県在住、出身はカステラ県です。子供のころから大の甘党で、好きな和菓子はおはぎと饅頭。これまで仕事やプライベートで600以上のお土産菓子を食べてきました。楽しく和菓子の魅力を発信中。

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